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マカセルンとは|会社の面倒な仕事を、AIに任せる

「マカセルン」という名前を見かけて、ここに来た方へ

まず結論から書きます。

**マカセルンは、会社で毎日発生している面倒な事務作業を、AIに任せるためのサービスです。**正式には「マカセルン powered by AXIOM」といいます。AXIOM(アクシオム)という既存のサービスがあり、マカセルンはその名前です。別々の2つの製品ではありません。ここは後で詳しく書きます。

名前を見て最初に思うのは、たいてい次のどれかだと思います。

  • 何ができるのか
  • 怪しくないか、お金を取られないか
  • 自分の仕事で本当に使えるのか

この記事は、その3つに順番に答えるために書いています。良いことだけを並べる記事にはしません。**マカセルンに任せられない仕事も、同じくらいの分量で書きます。**できないことを隠して使い始めてもらっても、がっかりさせるだけだからです。


マカセルンを一文で言うと

「書いた文章を渡すと、仕事で使える形にして返ってくる」サービスです。

たとえば、会議中に走り書きしたメモをそのまま貼り付けると、議事録の形に整って返ってきます。受信したメールを貼り付けると、要約と返信案が返ってきます。支出のメモを貼り付けると、経費として出せる形に整理されて返ってきます。

大事なのは、返ってくるのが「説明」ではなく「完成物」であることです。

「議事録はこう書くといいですよ」という助言ではなく、あなたのメモから作られた議事録そのものが返ってきます。この差は、実際に使ってみるとかなり大きく感じられると思います。助言をもらっても、結局そのあと自分で書く時間が必要だからです。


なぜ名前が2つあるのか

マカセルンのページを開くと、どこかに必ず「powered by AXIOM」と書いてあります。実際に仕事を渡す画面に進むと、画面の見出しは「AXIOM」になります。

これは不具合でも、別サービスへの誘導でもありません。ひとつのシステムに、2つの呼び方があるだけです。

  • AXIOM — システムそのものの名前
  • マカセルン — そのシステムを「会社の面倒な仕事を任せる場所」として使うときの呼び方

なぜ分けているのかというと、「AXIOM」という名前だけでは、何をしてくれるのかが伝わりにくいからです。一方で「マカセルン」という名前だけにすると、実際に動いている画面との対応が分からなくなります。だから両方を併記しています。

**マカセルンで登録した内容も、AXIOMで実行した記録も、すべて同じ場所に残ります。**片方でやったことがもう片方で消える、ということはありません。

この関係については、マカセルン powered by AXIOM とは|2つの名前の関係でさらに詳しく書いています。


「質問に答えるAI」とは何が違うのか

ChatGPTのような対話型AIを使ったことがある方は、「それと何が違うのか」と思われるかもしれません。実際、重なる部分はあります。

違いは2つあります。

違い1:何を書けばいいかを、こちらが決めている

対話型AIに仕事をさせるとき、いちばん時間がかかるのは指示を考えることです。

「議事録にしてほしい。決定事項と持ち帰りを分けて。担当者と期限があれば拾って。推測で補わないで」——こういう指示を、毎回書く必要があります。しかも、うまくいく書き方を見つけるまでに何度か試すことになります。

マカセルンでは、この指示があらかじめ決まっています。会議メモの整理を選べば、**あなたが書くのは会議のメモだけです。**指示文は書きません。

違い2:返ってくる形が毎回同じ

対話型AIは、同じことを頼んでも、返ってくる形が少しずつ変わります。今日は箇条書き、明日は文章、ということが起きます。これは会話としては自然ですが、仕事の書類としては扱いにくい性質です。

マカセルンは、仕事ごとに**返ってくる項目が決まっています。**たとえば会議メモの整理なら「決まったこと」「持ち帰りになったこと」「確認が必要な点」という形で返ってきます。毎回同じ形なので、そのまま社内のフォーマットに転記できます。

逆に言えば、**自由な相談相手がほしい場合には向いていません。**その用途なら対話型AIのほうが適しています。


実際に任せられる仕事(全12種類)

現在、マカセルンに任せられる仕事は12種類です。このうち7種類は、アカウント登録もカード情報の入力もなしで使えます。

登録なしで使える7種類

仕事 渡すもの 返ってくるもの
営業メールの作成 相手と用件 件名と本文を備えたメール文面
メールの返信 受信したメール 内容の要約と、返信案
会議メモの整理 会議中のメモ 決まったこと/持ち帰り/確認が必要な点
見積の前提整理 打ち合わせで聞いた内容 決まっている条件/未確定の条件/追加費用になりそうな範囲
問い合わせの整理 届いた問い合わせ文 起きている事実/相手の要望/確認が必要な点
経費メモの整理 支出の走り書き 項目とカテゴリに分かれた一覧
文章の要約・整形 長い文章 要点だけに絞った文章、箇条書きへの変換

この7種類は、思い立ったその場で試せます。メールアドレスも要りません。

有料の5種類

仕事 内容
タスクの担当・期限チェック 誰がいつまでにやるのかの抜けを洗い出す
受注後の段取り整理 受注してから着手するまでの手順を組む
一次対応の方針整理 問い合わせやクレームへの初動方針を整理する
週次レポート自動生成 今週の動きを週報の形にまとめる
商談フォローアップ整理 商談後にやるべきことを順番に並べる

この5種類は、**1つ¥980(税込・買い切り)**です。5つすべてを単品で買うと¥4,900になります。**月額プラン¥2,980(税込・自動更新)**を契約すると、この5種類を回数の制限なく使えます。

料金の考え方については、マカセルンは無料で使えるのか|登録なしで使える範囲と、有料になる境目にまとめてあります。

レシートの読み取りについて

上の12種類とは別に、レシートの画像を読み取って経費にし、経費精算のPDFを作る機能があります。

これには条件があります。**ログインと、この機能の利用権が必要です。**また、読み取れるのは画像ファイル(JPEG・PNG・WebP)です。PDFのレシートは読み取れません。


具体的に、どんな場面で使われるのか

抽象的な説明だけでは伝わりにくいので、実際に起きる場面を3つ書きます。

場面1:会議が終わって、メモだけが残っている

1時間の会議が終わりました。手元には走り書きのメモがあります。「A社の件、来週まで」「予算は保留」「田中さんが確認」——自分で書いたのに、明日読むと意味が分からなくなるタイプのメモです。

これを清書して共有するのに、たいてい20〜30分かかります。そして、清書している間に「あれ、これ誰が決めたんだっけ」と思い出せない部分が出てきます。

マカセルンに会議メモを貼り付けると、決まったこと/持ち帰りになったこと/確認が必要な点に分かれて返ってきます。「確認が必要な点」があることが重要です。メモに書かれていない部分を、AIが勝手に埋めないからです。

場面2:見積を出す前に、条件が固まっていない

打ち合わせで話を聞いて、見積を作ることになりました。ところが、聞いた内容を読み返すと、金額を出すのに必要な条件が半分しか決まっていません。

このまま出すと、あとで「それは含まれていると思っていました」と言われる可能性があります。かといって、何が決まっていないのかを洗い出す作業自体に時間がかかります。

マカセルンに聞いた内容を貼り付けると、決まっている条件/確認が必要な条件/追加費用になりそうな範囲に分けて返ってきます。「確認が必要な条件」のリストが、そのまま次の連絡の内容になります。

場面3:月末に、レシートと支出メモが溜まっている

月末です。財布の中にレシートがあり、スマートフォンのメモに「8/3 タクシー 1,200円」のような走り書きが残っています。これを経費の形に整えるのが、毎月の憂鬱です。

マカセルンに支出メモを貼り付けると、項目ごと・カテゴリごとに分類されて集計された一覧が返ってきます。ここまでは登録なしで使えます。

レシートの画像そのものから読み取りたい場合は、ログインと利用権が必要になります。


マカセルンに任せられないこと

ここからが、この記事でいちばん大事な部分かもしれません。

1. あなたの代わりに、外部のサービスを操作すること

マカセルンは、あなたに代わってメールを送信したり、システムに入力したり、予約を取ったりすることはありません。

返ってくるのは文面や整理された内容であって、それを実際に送る・登録するのは人の操作です。「全部自動でやってくれる」ものを探している場合、マカセルンは求めているものではありません。

2. 見積書・請求書そのものを作ること

見積の前提を整理することはできますが、**見積書という書類そのものは作りません。**請求書についても同様で、請求書を作る機能はありません。

整えるのは「中身」であって、「書類の体裁」ではありません。

3. PDFやExcelのファイルを読むこと・書き出すこと

PDFファイルの中身を読み取ることはできません。Excelファイルとして書き出すこともできません。

渡せるのは文章です。PDFの表をExcelに転記する、といった作業には対応していません。

(例外として、レシートの画像は読み取れます。またレシートから作る経費精算書はPDFで出力されます。ただしこれは「PDFを読む」のではなく「PDFを作る」機能です。)

4. 事実を推測して補うこと

これは制限であると同時に、意図した設計でもあります。

マカセルンは、**渡された文章に書かれていないことを足しません。**会議メモに担当者が書かれていなければ、担当者を推測して埋めることはしません。「確認が必要な点」として返します。

便利に見せるなら、それらしい内容で埋めたほうが見栄えはします。しかし、埋めた内容が間違っていた場合、それを見つけるのは読んだ人です。書類として使うものである以上、空欄は空欄のまま返すほうが安全だと考えています。


向いているケース・向いていないケース

向いている

  • 毎週・毎月くり返し発生する事務作業がある(週報、経費、議事録など)
  • 書く内容は頭にあるが、形に整えるのが面倒
  • 社内で共有する書類の形式が、人によってばらついている
  • AIを試したいが、使い方を勉強する時間はない
  • まず無料で試してから決めたい

向いていない

  • 外部システムへの入力や送信まで自動化したい(対応していません)
  • PDFやExcelのファイルを扱いたい(対応していません)
  • 書類の体裁そのものを作ってほしい(見積書・請求書は作りません)
  • 自由に相談できる話し相手がほしい(対話型AIのほうが適しています)
  • 音声を録音して文字起こしをしたい(録音機能はありません。渡すのはテキストです)

入力した内容の扱いと、注意していただきたいこと

入力内容について

マカセルンに入力した内容は、その実行の処理のために使われます。AIモデルで処理する構成では、入力内容がモデル提供元のAPIへ送信されます。

**業務で使う場合は、自社の情報取り扱いルールを確認したうえでお使いください。**とくに顧客の個人情報、契約に関わる機密情報、取引先の非公開情報などを入力する場合は、社内の規程に照らして判断が必要です。

詳しくは入力した内容はどこへ行くのか|データの扱いを開示するにまとめています。

出力は必ず人が確認してください

これはマカセルンに限った話ではありませんが、AIの出力をそのまま送信・提出しないでください。

返ってきた文面や整理結果は、あくまで下書きです。事実関係の確認、相手に合わせた調整、社内ルールとの整合は、人が行う必要があります。マカセルンが行うのは作業であって、その内容に対する責任ではありません。

実行の記録が残ります

実行するたびに「Proof of Execution(実行の証跡)」が記録され、ダッシュボードから確認できます。いつ、何を実行したかが残るので、あとから遡ることができます。


よくある質問

Q. 本当に無料で使えますか。追加で請求されませんか。

A. 12種類のうち7種類は無料です。アカウント登録もカード情報の入力も不要で、この7種類については回数の制限もありません。有料なのは残り5種類だけで、購入の操作をしない限り請求は発生しません。

Q. アカウントを作らないと使えませんか。

A. 無料の7種類はアカウントなしで使えます。アカウントが必要になるのは、有料の商品を購入する場合、実行の履歴を後から見返したい場合、レシートの読み取り機能を使う場合です。

Q. 会社のパソコンから使って問題ありませんか。

A. 技術的には使えますが、**入力する情報の性質によります。**顧客情報や機密情報を扱う場合は、社内のルールを確認してください。判断の材料は会社として使ってよいか|社内で説明するための材料にまとめています。

Q. 出力された内容が間違っていた場合はどうなりますか。

A. 出力は下書きとしてお使いください。事実確認と最終判断は利用者が行うことが前提です。マカセルンは書かれていない事実を推測して補わない設計になっていますが、それでも整理の仕方が意図と異なる場合はあります。

Q. 途中でやめたくなったらどうすればいいですか。

A. 無料の範囲で使っている場合、やめる手続きは必要ありません。月額プランを契約している場合はいつでも解約できます。詳しくはマカセルンをやめるとき|解約と、購入済みの仕事の扱いをご覧ください。

Q. 法人として導入を検討しています。

A. 法人向けの窓口があります。無料のAI業務診断から始められます。できない業務についてもその場でお伝えします。詳しくはマカセルン for Business|法人で使うと何が変わるかをご覧ください。


まとめ

マカセルンは、書いた文章を渡すと、仕事で使える形にして返ってくるサービスです。

  • 任せられる仕事は12種類。うち7種類は登録なしで無料
  • 有料は5種類(1つ¥980/月額¥2,980)
  • 外部サービスの操作、見積書・請求書の作成、PDF・Excelの読み書きには対応していません
  • 書かれていないことを推測で補いません
  • 出力は必ず人が確認してください

どんな仕事を任せられるのかを、実際の画面と一緒に確認したい方は、下のリンクからご覧ください。

→ マカセルンに任せられる仕事を一覧で見る


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