議事録AIとの違い|音声を録るものと、メモを整えるもの
探しているものが録音型なら、この記事は途中で読むのをやめて構いません
議事録ツールを比較している方に、最初に伝えるべきことがあります。
マカセルン powered by AXIOM には、録音機能も文字起こし機能もありません。
議事録AIとして紹介されているツールの多くは、会議を録音し、音声を文字に起こし、そこから要約を作ります。マカセルンはその方式ではありません。
もし探しているのが「会議に同席させておけば議事録ができている」ツールなら、**マカセルンは求めているものではありません。**その用途は録音型のツールが対応しています。
この記事は、両者が同じカテゴリに見えて、実は前提が違うことを整理するために書いています。
2種類の議事録ツール
議事録を作るツールは、入口で2つに分かれます。
録音型(多くの議事録AIツール)
会議を録音 → 音声を文字起こし → 要約・整形 → 議事録
入口が「音声」です。
メモ整理型(マカセルン)
自分が取ったメモ → 構造を整える → 議事録
入口が「テキスト」です。
**この差は機能の優劣ではなく、前提の違いです。**録音型は音声から始まり、メモ整理型は人が書いたものから始まります。
録音型が向く場面
正直に書きます。次の場合は、録音型のツールを選んでください。
1. 会議中にメモを取る余裕がない
自分が主に話す立場の会議、議論が速い会議。メモを取る手が空かない場合、入口にするテキストが存在しません。
2. 発言を逐語で残す必要がある
「誰が何と言ったか」を正確に残す必要がある場合。マカセルンは、あなたのメモに書かれたことしか扱えません。
3. 聞き漏らしを拾いたい
自分が気づかなかった発言を後から拾う用途。録音していなければ、そもそも存在しない情報です。
4. 参加していない会議の内容を知りたい
自分が出ていない会議。メモが存在しません。
**これらはマカセルンでは対応できません。**該当する場合、録音型のツールをご検討ください。
それでも、メモ整理型を選ぶ理由がある場面
ここからが、マカセルンが答えられる部分です。
1. 録音の同意を取るのが現実的でない
これが実務上いちばん大きい理由だと思います。
録音を伴うツールを使うには、参加者全員の同意が必要です。社外の相手が入る商談、初対面の面談、顧客とのクレーム対応。「録音させてください」と言いにくい場面は実際に多くあります。
とくに商談では、録音を申し出た瞬間に相手の話し方が変わることがあります。
**マカセルンは録音しません。**同意の取得も、録音データの保管も、削除の責任も発生しません。メモを取るのは元々やっていることなので、相手から見れば何も変わりません。
2. すでにメモは取っている
多くの人は、会議中にすでにメモを取っています。問題はメモを取ることではなく、それを清書して共有する20〜30分のほうです。
その場合、必要なのは録音ではなく整形です。
3. 録音データの保管が社内規程に触れる
音声データは、扱いが重い情報です。保管期間、アクセス権、削除手順。社内規程で扱いが定められている場合、録音型の導入自体が承認のハードルになります。
テキストのみを扱うほうが、承認が通りやすい場合があります。
4. 対面・電話・立ち話の記録
録音型のツールは、オンライン会議に強い一方で、対面の打ち合わせや電話、廊下での立ち話には使いにくいことがあります。
メモ整理型は入口がテキストなので、どこで起きた会話でも同じように扱えます。
5. 導入なしで今日から使える
**マカセルンの会議メモ整理は、無料・アカウント登録なしで使えます。**インストールも、会議ツールとの連携設定も不要です。
表で整理すると
| 録音型の議事録AI | マカセルン(メモ整理型) | |
|---|---|---|
| 入口 | 音声 | 自分が取ったメモ(テキスト) |
| 録音 | する | しない |
| 参加者の同意 | 必要 | 不要(録音しないため) |
| 聞き漏らしの回収 | できる | できない |
| 逐語の記録 | できる | できない |
| 対面・電話・立ち話 | ツールによる | 扱える |
| 音声データの保管 | 発生する | 発生しない |
| 導入・設定 | 必要な場合が多い | 不要 |
| 会議ツールとの連携 | ある場合が多い | なし |
| 料金 | ツールによる | 無料(会議メモ整理は無料7機能の1つ) |
マカセルンが返すもの
会議メモを貼り付けると、次の形で返ってきます。
- 決まったこと
- 持ち帰りになったこと(担当・期限がメモにあれば、それも)
- 確認が必要な点
3つ目が重要です。メモに書かれていないことを、推測で埋めません。
たとえばメモに「予算の件 保留 次回」とだけあった場合、「次回までに決定する」とは書きません。「予算について保留となっているが、いつまでに決めるかは記載がない」という形で、確認事項として残します。
この項目が、次の会議の議題になります。
実際の入出力例はマカセルンの使い方|最初の1回を5分で終わらせるに載せています。
オンライン会議の場合の使い方
Zoomなどのオンライン会議でも使えます。ただし録音からではありません。
使える入口は次の2つです。
- 自分が取ったメモ
- 会議中のチャットのログ
チャットに共有されたURLや決定事項、自分のメモ。これらを合わせて貼り付けると、まとめて整理されます。
**なお、会議ツールが出力した文字起こしテキストを貼り付けることは技術的には可能です。**ただしその場合、文字起こしを行っているのは会議ツール側であり、マカセルンが録音しているわけではありません。文字起こしの取得と、参加者の同意は、そのツール側の話になります。
併用という選択
どちらか一方に決める必要はありません。
| 場面 | 向くもの |
|---|---|
| 社内の定例会議(録音の同意が取りやすい) | 録音型 |
| 社外との商談(録音を申し出にくい) | メモ整理型 |
| 自分が主に話す会議 | 録音型 |
| 聞き役の会議(メモを取る余裕がある) | メモ整理型 |
| 対面・電話・立ち話 | メモ整理型 |
| 参加していない会議 | 録音型 |
**マカセルンの会議メモ整理は無料・登録不要です。**既存の議事録ツールを使ったまま、録音しにくい場面だけ試すことができます。
共通する注意点
どちらの方式でも変わらないことがあります。
出力をそのまま共有しないでください。
とくに気をつけていただきたいのが、会話の中で否定された案が「決まったこと」に分類されることです。メモでは否定が「厳しい」「一旦保留」のような短い言葉で書かれるため、決定と区別しにくい場合があります。
**「決まったこと」の欄だけを元のメモと突き合わせてください。**3〜5項目なので30秒程度で終わります。確認すべき点はAIの出力をそのまま使ってよいか|送る前に確認すべき5点に整理しています。
また、**入力内容は外部のAIモデルへ送信されます。**顧客名や社名は置き換えてから渡すことができ、置き換えても整理の結果はほとんど変わりません。詳しくはマカセルンに会社の情報を入れてよいかをご覧ください。
よくある質問
Q. 音声ファイルをアップロードできませんか。
A. **できません。**音声ファイルの受け取り口がありません。
Q. 録音した音声を自分で文字起こしして貼り付けるのは。
A. **可能です。**その場合、マカセルンが扱うのはテキストです。ただし文字起こしの取得と参加者の同意は、そちらの方式に従ってください。
Q. 会議ツールと連携できますか。
A. **できません。**外部サービスとの連携は行っていません。
Q. 議事録のフォーマットを自社の書式に変えられますか。
A. 返ってくる項目は固定です。御社の書式に合わせた形を組みたい場合は、法人向けの導入でご相談いただけます。
Q. 長い会議のメモでも大丈夫ですか。
A. 極端に長い入力は処理できない場合があります。その場合は議題ごとに分けて渡すと、結果も安定します。
Q. 無料ですか。
A. **会議メモの整理は無料7機能の1つです。**アカウント登録もカード情報も不要で、回数制限もありません。
Q. 商談用の議事録も作れますか。
A. 作れます。決まったことと持ち帰りを分ける形で返ります。**ただし出席者の役職や決裁権は、メモに書かれていなければ出力されません。**推測で補わないためです。必要な場合はメモに書いておいてください。
まとめ
- **マカセルンは録音しません。**文字起こし機能もありません
- 議事録AIの多くは録音型。入口が音声です
- マカセルンはメモ整理型。入口はあなたが取ったテキストです
- **録音が必要なら、録音型のツールをお選びください。**聞き漏らしの回収・逐語の記録・不参加の会議は対応できません
- メモ整理型が効くのは、録音の同意を取りにくい場面(社外との商談、初対面の面談、対面・電話)
- 音声データの保管が発生しないため、社内承認が通りやすい場合があります
- 導入・設定・連携は不要。会議メモ整理は無料・登録なし
- 併用できます。録音しにくい場面だけ使う形が現実的です
録音せずに終わる仕事が実際にどんなものかは、下のリンクからご確認いただけます。
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